知っておきたい、大腸内視鏡検査の流れ

 

 

大腸がんの発見だけでなく、
大腸のさまざまな病変を高確率で見つけることができる
大腸内視鏡検査は、どのような流れでおこなわれるのでしょうか。

 

ここでその予備知識を身につけて、
リラックスして検査に行けるようになりましょう!

 

大腸内視鏡検査前日までの流れ

大腸内視鏡検査は、
「今日病院にいきなり行って、その日のうちに済ませてもらう」というものではありません
まずは、医師から検査についての説明を受け、検査そのものの予約をする必要があります

 

そして、これは医師からも実際に説明されると思いますが、
前日の食事はおおむね9時ごろまでに済ませておくことが必要。消化のいい食べ物を選ぶようにしましょう。

 

さらに就寝前には下剤を飲み、「出せるものは出しておく」という状態にしておきます。

 

大腸内視鏡検査当日の流れ

さて、大腸内視鏡検査当日はどんな流れになるかというと。

 

@まず、病院へは朝食をとらない状態のままで行きます。
そこで腸内洗浄のための下剤や洗浄液を出されますので、これで便を出し切ります。

 

A検査着に着替えたら、内視鏡挿入時の苦痛を感じないようにするため、鎮痛薬や鎮静剤を打ってもらいます。(これらの薬剤を使用しない医療機関もあります)

 

B内視鏡は、空気を入れて腸をふくらませながら、肛門からゆっくりと挿入されていきます。挿入されてからの検査時間は、おおむね10分から15分くらい。もし病変が見つかった場合は、その病変組織の一部をその場で切除し、組織検査にまわせる状態にします。

 

C内視鏡での検査が終わったら、回復のために別室でしばし横になって休憩。
その後は医師から検査結果の説明をしてもらい、帰宅許可が出た時点で帰宅します。

 

なお、病変が見つかって組織の一部を切除した場合、その詳しい結果については、
組織検査が終わってからということになりますので、判明するのは後日になります。

 

鎮痛薬や鎮静剤を打たれている状態では車の運転は危険ですので、病院までは公共交通機関等を使って行くようにしましょう。

 

こうして見ると、大腸内視鏡検査は、病院に行ってから帰れるようになるまでそれなりの時間がかかりますが、

 

「検査自体は日帰りで行ける」
「鎮痛薬や鎮静剤の処方や、検査後の休憩など、体に負担をかけないための配慮がきちんとされている」

 

ということが分かりますね。

 

実際、大腸内視鏡検査を受けた人の中には「これからも安心のために定期的に受けておきたい」と、
将来の検査を前向きに考える人が多いです。苦痛がひどい検査なら、こういう考えにはならないはず。

 

そうした点から考えても、大腸内視鏡検査は、それほどかたく構えず、
「健康のためにもっと気楽に受けていい検査」と言えるのです。

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