過敏性腸症候群の治療法

 

過敏性腸症候群は、神経回路の知覚過敏や臓器の運動異常が、ストレス等によって悪化することにより、
便秘や下痢の症状が出てしまう病気です。

 

この過敏性腸症候群の治療は、どのように進めていけばいいのでしょうか?

 

まずは病院へ行こう!

過敏性腸症候群は、以下の3種類のタイプがあります。

 

おもに下痢の症状が出る「下痢型」
便秘と下痢の症状が交互に出る「混合型」
おもに便秘の症状が出る「便秘型」

 

いずれの症状にしても、
神経回路の知覚過敏や、臓器の運動異常が原因でこうした症状が出ている、
という点では共通しています。

 

「下痢や便秘の対策を自分なりにしているはずなのに治らない」
「ストレスが強い時に、特に便秘や下痢の症状がひどくなるような気がする」

 

という人は、医師に診てもらって正確な診断を受けたほうがいいでしょう。

 

過敏性腸症候群の治療法

 

過敏性腸症候群の治療法は、基本的には

 

「神経回路の知覚過敏や臓器の運動異常の発生を抑えるために、
心身ともに健康で安定した状態に持っていくようにする」

 

という、生活習慣の見直しが基本となります。

 

特にストレスは症状悪化の引き金になりやすいので、
十分な睡眠とストレス対策を取る、という点に重点が置かれる
ことが多いですね。

 

こうした生活習慣の見直しで過敏性腸症候群が改善されていけばそれでいいのですが、これだけでは症状の改善が見られない場合は、漢方薬や、体にかかる負担が少ないおだやかな下剤等が処方されることもあります。

 

過敏性腸症候群を医師に診てもらうメリット

 

と、ここまでを見ると
「過敏性腸症候群になっても、基本的には生活習慣の見直しを言われる、
という程度なら、わざわざ医者に診てもらわなくてもいいじゃないか」と思われるかもしれませんね。

 

しかし、中には「過敏性腸症候群かと思ったら、潰瘍性大腸炎やクローン病だった」などという結果が出てくることもありますので、こうした「隠れた難病」の発見を早める意味でも、医師に診てもらうことはメリットが大きいのです。

 

ちなみに、過敏性腸症候群の人の場合「ストレスが原因だから」と心療内科に診てもらおうとするケースも多いですが、大腸内視鏡検査等で、隠れた難病までも発見できる可能性が高いのは、消化器科や胃腸科です。
消化器科や胃腸科は、過敏性腸症候群そのものの治療ももちろんできますので、最初からこうした科に行くことをおすすめします。

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