大腸がん予防のための便秘対策

 

「大腸がんになると便秘の症状が出やすい」ということで、
ここでも大腸がんを「便秘になる病気の代表格」として扱っていますが、
逆に「便秘の人は大腸がんになりやすい」ともよく言われていますよね。

 

便が長く腸内に留まることによって、腐敗物から出る毒素や、腸内環境の悪化によって増える悪玉菌が、
がんを誘発する、などというのがおもな理由です。

 

つまり、大腸がん予防のためには、
「たとえ病気が原因の便秘ではなくても、それを放置せず、快便できる状態に持っていくのがベスト」というわけですね。

 

というわけで、ここでは「自分でできる便秘対策」を、いくつかご紹介しましょう。

 

腸を健康に動かせる食生活をしよう

 

便秘対策の基本は、なんといっても食生活。
腸内を善玉菌優位にし、環境をいい状態に保てば、それだけで便秘が大幅に改善されることも少なくありません。

 

腸内環境を整える上で欠かせない存在のひとつが、
食物繊維

 

食物繊維は便をかきだす
「腸内の掃除機、ほうき」のような役割を果たします。

 

野菜類をたくさん食べていれば、それだけでも食物繊維はよくとれますが、特に食物繊維の摂取を多くしたい場合は

 

「白米に玄米を3分の1ほど混ぜて炊く」
「おからをよく食べるようにする」
「味噌汁には必ずわかめを入れる」などといった工夫ができます

 

 

 

次に、善玉菌を優位にするための乳酸菌の摂取も欠かせません。

 

乳酸菌と言えば乳酸菌飲料やヨーグルトなどが挙げられますが、
「生きて腸まで届く」という記載があるものを選べばよりベター

 

さらにヨーグルトの甘味づけは、
乳酸菌のエサになるオリゴ糖を使うのがおすすめです。

 

また、キムチや味噌など、
植物性乳酸菌が含まれている食品も摂っていくようにしたいものです。

 

筋力をつけよう

 

 

便秘は、
「腸がぜん動する力が弱っているから便が出ない」
というのも、大きな原因となっています。

 

これを克服するためには、適度な運動をして、
全身にバランスよく筋肉をつけ、臓器にも「きちんと機能する元気」を取り戻してあげることが大切。

 

「適度な運動」の代表格としてはウォーキングが挙げられますが、
毎日のウォーキングは勤め人にはなかなか難しいものがありますよね。

 

そんな場合はせめて、「毎日のラジオ体操」を心がけましょう。ラジオ体操は実は、「簡単に全身運動ができる」というすぐれた体操ですからね。ひとつひとつの動きをしっかりとやることを意識するのがポイントです。

 

規則正しい生活をしよう

 

生活リズムが乱れていると、体内時計に狂いが生じ、
排便リズムもどんどん崩れてきます。

 

「夜は0時までに寝てしっかりと休み、朝は目覚めたらすぐに外の景色を見て深呼吸する」

 

という簡単なことを心がけるだけでも、
規則正しい睡眠リズムがつけやすくなります。

 

そして、「昼寝をしてしまう」という人は、座りながらうつらうつらするくらいならいいですが、絶対に横になって本格的に寝ないこと。これをやると、脳が昼寝を本格的な夜の睡眠と混同してしまい、リズムが分からなくなってしまうのです。

 

また、体の休息と回復のためにも、夜の睡眠時間は最低でも6時間、できれば7時間とるのが理想的ですよ。

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